触感コンテンツ100選
本号の触感コンテンツ100選は、Pseudo-Hapticsを利用したコンテンツを集めました。Pseudo-Hapticsを使うと、簡単な仕組みで(擬似的な)触感を提示することができるので、ゲームやリハビリテーション等、広い範囲に応用が可能です。
指移動インターフェース「Yubi-Toko」
宇治土公 雄介(東京大学)、伴 祐樹(東京大学)、鳴海 拓志(東京大学) 谷川 智洋(東京大学)、広田 光一(電気通信大学)、廣瀬 通孝(東京大学)
指移動インターフェース「Yubi-Toko」

URL:https://itunes.apple.com/jp/app/yubi-toko/id1038433623?mt=8(アプリケーションをダウンロードできます)
連絡先:ujitoko _at_ cyber.t.u-tokyo.ac.jp ( _at_ を@に変更してご利用ください。)

Yubi-Tokoは、視触覚間の相互作用により、雪面での歩きにくさを提示する指移動インターフェースです。指でバーチャルな地面をスクロールして、“歩いて”下さい。タッチスクリーンでは通常、指の移動量に対する画面のスクロール量の比は1に固定されていますが、一方このシステムでは、触れる場所によって、その比が極端に小さく設定されており、歩きにくさが感じられます。 また、視覚を使った擬似的な触覚に加えて、触れる場所によって「ザクッ」「シャリ」といった雪を踏む様々な音や、それに伴う振動も同時に伝わります。こうした多感覚の情報提示により、「雪の上を歩いている」というリアリティをユーザの頭の中に生みだします。

視触覚同時提示ボール回しシステム
名古屋工業大学 坂口正道 研究室(坂口正道、馬場健太郎)
視触覚同時提示ボール回しシステム
手の上で二つのボールを回している動画を撮影し上部の小型モニタに提示すると共に、モニタの下では実物のボールを動画と同期させてモータで回転させています。モニタの下に手を入れてボールを軽く握るだけで、まるで自分の手でボールを回しているような感覚が得られます。リハビリテーションや運動学習に関する研究への応用を目指しています。

URL: http://ral.web.nitech.ac.jp/
連絡先: saka _at_ nitech.ac.jp ( _at_ を@に変更してご利用ください。)


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