触感コンテンツ100選
今号では、ストローを通してものを吸い上げる響きを再生する作品や、文字を書くときに生じる筆記音という響きに 注目した作品をご紹介いたします。皆さんもぜひ、身の回りの響きを探してみてください。
Straw-like User Interface (SUI)
橋本 悠希, 大瀧 順一朗, 小島 稔, 永谷 直久, 三谷 知晴, 宮島 悟, 山本 暁夫, 稲見 昌彦
Straw-like User Interface (SUI)
SUIは、おいしさにとって重要な「食感」、中でも「吸う感覚」を再現するデバイスです。 様々な食べ物をストローで実際に吸い、ストロー管内に生じる圧力変化を記録・再生することで、 シェイクをストローで飲むときの中々上がってこない「あれ?」という感覚や、納豆のネバネバ、カレーライスのドロドロなど、 食べ物がストローを通して体内に入る様を、バーチャルに体験することができます。

電気通信大学知能機械工学科からの有志グループによって、第12回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテストに向けて制作されました。 現在、発案者でチームリーダーだった橋本悠希(筑波大学 感触工学研究室)によって社会応用に向けた研究が進められています。 URL:https://sites.google.com/site/yhashimotolab/
連絡先:hashimoto_at_iit.tsukuba.ac.jp ( _at_ を@に変更してご利用ください。)


Write More
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Write More
Write More(ライト・モア)は、書くことが楽しくなるボードです。アプリとセットで使うことで、カリカリ、ガリガリ、サラサラといった書くときにでる音“筆記音”を大きくすることができます。東京大学大学院の研究によると、自分の筆記音を聞くことで、ひとは書くことに夢中になり、美しい線や文字を速く書けるようになることがわかりました。子どもたちに、書くことをもっと楽しんでほしい。Write Moreは、そんな想いから生まれたプロダクトです。

URL: http://issueplusdesign.jp/writemore/
連絡先: info_at_issueplusdesign.jp ( _at_ を@に変更してご利用ください。)


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