ICC キッズ・プログラム 2018 さわるのふしぎ、ふれるのみらい
NTT 東日本の文化施設、NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]で夏休み恒例となっている「ICC キッズ・プログラム」、今年は「さわるのふしぎ、ふれるのみらい」と題して、触覚が情報化される近未来の表現をテーマとした、子どもたちが愉しめる体験型の展示が行われます。まさに「触覚を愉しむ」ための作品たちを、会場の案内とともにお届けします。
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{手でみるシカク}
宮野有史

見た目は同じシカク(立方体)だが、実際には重心や重さなどが異なる複数のオブジェ。シカク(視覚)では違いがわからないが、手で持つことでそれぞれの特徴を感じ、さらに、そこに書かれたエピソードによってイメージが膨らみ始める。
手でみるシカク

{ふるえの丘}
会田大也(the p aper)+ユセフ・ブーザート+柴﨑美奈+神山洋一+南澤孝太(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)

Tanglble Pads という振動するパーツが埋め込まれた緩やかな丘。丘を歩いたり走ったりすると足の裏からも様々な振動を感じて、全身の触覚が刺激される。

{でこぼこえほん}
安 謙太郎(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

磁性触覚印刷技術を駆使して、磁力によって紙の上に凹凸を感じる仕掛けが組み込まれた絵本。平坦なはずの絵の上に乗ったオブジェクトを動かすと、さまざまな凹凸が指先を通して感じられる。

{ゆびでよむ ぶるぶる絵本}
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 × NTTコミュニケーション科学基礎研究所 × 株式会社フレーベル館 × 凸版印刷株式会社

NTTの「Yu bi Yomu」とフレーベル館・凸版印刷・KMD による「キンダーぶるぶるクッション」のコラボレーションにより生まれた作品。タブレットに表示された絵本の文章を指でなぞると、座っているクッションから内容に合わせた振動が伝わってくる。なぞるという自分の働きかけに合わせて触感を感じることで、絵本の世界への身体的な想像力がかき立てられる。
ゆびでよむ ぶるぶる絵本

{触覚とんとん相撲}
cocoiku by ISETAN × HAPTIC DESIGN PROJECT
制作:小原和也/金箱淳一/臼井隆志/柳原一也/西山裕慈/南澤孝太

さまざまな素材の触覚の振動を使って土俵を揺らして遊ぶ、新感覚のとんとん相撲。自分なりのデジタル触感を生み出して、それを駆使しながら対戦する。
触覚とんとん相撲

{こどものためのテクタイル}
柴﨑美奈+山本大介+神山洋一+南澤孝太
(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)

子どもたちが普段何げなく感じている“ 触り心地” に、意識を向けてもらうための試み。さまざまな“ 触り心地” を組み合わせることで、自分だけのお気に入りの“ 触り心地” を創造することができる。

{心臓ピクニック}
渡邊淳司+川口ゆい+坂倉杏介+安藤英由樹

片手に聴診器、もう片手に四角い箱(心臓ボックス)を持ち、聴診器を自身の胸に当てると、心臓の鼓動を心臓ボックスの拍動として感じることができる。自分の鼓動を感じたり、心臓ボックスを交換して相手の鼓動を感じることで、生命としての存在をあらためて意識する。

{Haptic 体操}
Haptic Design Project

日々の生活の中で無意識のうちに活用している触覚。そんな体中の触覚を再発見するための取り組みで、音楽に合わせて体の動きと触覚を連動させ、触るという行為をあらためて意識させる体操を紹介する。

{オノマトペマップ}
NTTコミュニケーション科学基礎研究所 × 電気通信大学坂本真樹研究室
(助成:JSPS科研費新学術領域研究「多元質感知」)

テーブルの上に「つるつる」「ざらざら」「ごつごつ」といった触覚を表現するオノマトペ(擬音語・擬態語の総称)が配置されている。その感覚に合った触り心地のコマを、適した言葉の上に移動すると、感覚と言葉の結び付きを示す地図が出来上がる。

{echo}
echo project

手のひらに装着した装置(echo band)が物体との距離を認識し、距離に合わせて振動する。echo band は、白杖から想起されたもので、物体に触れることなく、その存在や形を手のひらの振動として感じることができる。
echo


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