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想像力で地球の未来を救え!

大阪・関西万博「FUTURE SUMMIT みらい総会」で『みーんなで“つなごう”みらい作戦会議』を開催

2025.8.6−7/大阪・関西万博会場内 EXPOメッセ「WASSE」

大阪・関西万博内で開催される『国連を支える世界こども未来会議 FUTURE SUMMIT みらい総会』において、NTTはD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)をテーマとしたステージおよびブースを出展します。ここではその概要を紹介します。

『みーんなで“つなごう”みらい作戦会議』
ようこそ。
みらい作戦会議へお集まりいただき、ありがとうございます。
これは、最新テクノロジーで生み出したデジタル空間にある、もう一つの地球です。
しかしこの地球は、少しおかしいのです。
住人は想像力を忘れ、「わたし」にしか興味がなくなり、
自分以外のモノは『無機質な物体』にしか見えません。
その結果、この惑星は真っ白になってしまいました。
どうやら、あらゆるバグが存在するみたいです。
そのバグを取り払うアイデアを話し合いたいのです。
想像力を持っているこども研究員の皆さんの意見が聞きたいです。

真っ白な「もう一つの地球」を救う

世界の子どもたちが集まって平和で豊かな世界について考える「国連を支える世界こども未来会議」の一環として、8月6日、7日の2日間、大阪・関西万博にて「FUTURE SUMMIT みらい総会」が開催されます。

このイベントは、協賛する各社のブースと、それぞれが担当する2時間ほどのステージによって構成されます。NTTのステージは、物語仕立ての"みらい作戦会議"として展開され、「つたえる」ことの本質をこども研究員たちと共に解き明かしていく、というストーリーとなっています。

まず、通信の歴史と共に私たちの生活はどのように便利になり、何が変わったのか、こども研究員のみなさんとの対話を通して考えます。ここでは、触覚技術を活用したコミュニケーションなどを通して気持ちを伝え合うなど、人が誰かとつながることや、言語/非言語のコミュニケーションの特徴について体験します。

また、「多様な仲間と楽しむeスポーツ体験」として、皮膚の表面を流れる筋活動の微細な電気信号をセンサーで読み取り、データ処理を行ってゲームの中のドローンを操作する新感覚のeスポーツにトライします。このゲームには、会場にいる子どもたちのほか、プロアスリートや障がいのある方にも参加してもらい、さまざまな感覚を持つ多様な人たちが一緒になって、対等に、本気で楽しめる体験をします(写真)。初めて出会う、これまで交流のなかった人々が集まり、本気になってゲームを楽しむことで、"共存"する世界を体感してもらいます。

フィナーレはVDJの武藤将胤さんによるパフォーマンス。武藤さんは、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されながら、目の動きで機器を操作して、DJ/VJとして活躍しています。病による障がいがある中、NTTのクロスリンガル音声合成技術によって作成された武藤さんの合成音声で会場に呼びかけるなど、アイデアとテクノロジーを駆使してパフォーマンスで表現する武藤さんの姿を、子どもたちに全身で感じてもらいます。

「FUTURE SUMMIT みらい総会」は、万博会場内のEXPOメッセ「WASSE」で開催されます。

写真

写真 フランスと日本をつなぎ、筋電操作インタフェースで操作する健常者と、日本の自宅から参加する寝たきりの方々を含む身体障がい者によるeスポーツ対戦の様子。(「ALL PLAYERS WELCOME -Super Inclusive Gaming-」2024年より)

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