リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ ICC
日本を代表するメディアートの発信拠点、NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]では、現在「オープン・スペース2017 未来の再創造」展が開催中です。その一角にある「リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC」を訪ねました。
2017.05.27 - 2018.03.11(入場無料)
http://www.ntticc.or.jp/ja/

ギャラリー内の研究室で未来に遊ぶ


  ICCの開館20周年にあたる本年の「オープン・スペース」展は、未来のヴィジョンの再創造をテーマに企画されました。その中で、未来を再創造する研究室と言えるのが、NTT サービスエボリューション研究所が主管で展開する「リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC」です。コンプレックスという言葉には、さまざまな分野の人々が関わりながら新しいものを創造していく場でありたいという思いが込められています。
  1年近くに及ぶ会期中、多くの人が足を運ぶことによって、新しくて面白い研究・コンセプトが生まれる可能性を秘めた空間。このオープンな研究室に展示されている「テクノロジー」と「ヒトが持つ感覚」の狭間を行き来するような作品たちを紹介します。

これからのテクノロジー環境における新しいヴィジョンを求めて
In Search of New Visions for the Technological Environment to come

5月14日に行われたシンポジウムの模様を、当日描かれたグラフィックレコーディングと音声で再現。スピーカー(発言者)の配置に合わせて設置されたスピーカー(!)から個別に発せられる音声と、まとめのグラフィックを見ながら当日の臨場感を体感できる。

出演者:伊藤亜紗(東京工業大学准教授)、緒方壽人(Takram)、
ドミニク・チェン(早稲田大学准教授/NPOコモンスフィア理事/Dividual共同創業者)、
塚田有那(編集者/Bound Baw 編集長)、渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所主任研究員)、
畠中 実(ICC 主任学芸員)グラフィックレコーディング:清水淳子


変幻灯/変幻スケッチ  Deformation Lamps / Deformation Sketch

光のパターンを投影することで、静止画像や物体に動きの印象を与える「変幻灯」。その技術を用いた「変幻灯スケッチ」では、スケッチすることで絵画にリアルタイムで動きを加えられる。

制作協力:Ars Electronica Futurelab
技術協力:NTT コミュニケーション科学基礎研究所


振動電話 “ふるえ”  Vibro-phone "Furue"

お腹と背中に装着した振動スピーカーを通して、「ズキューン」「グサッ」などのオノマトペで表された触感をお互いに送りあう、振動による新しい対話のあり方を体験する。外のモニターには、二人の体験のタイムラインが映し出される。

関連URL: https://www.youtube.com/watch?v=07VZ7TMWmPs


自分の顔を探せ!  Find Out Your Own Face!

目や鼻、口など顔のパーツや輪郭の形状を少しだけ変化させた9枚とオリジナル1枚の顔写真の中から「本物」を探し当てるゲーム感覚の作品。自分の顔をどのように記憶しているのか、気付かされる。

技術協力:吉田成朗、川瀬佑司(東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬・谷川・鳴海研究室)
体験デザイン協力:日本基礎心理学会「心の実験パッケージ」
開発委員会システム開発協力:川鍋 徹(アートアンドプログラム株式会社)



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